
日比谷公会堂(ひびやこうかいどう、Tokyo Metropolitan Hibiya Public Hall)は、東京都千代田区の日比谷公園の中にある多目的ホールである。
鉄筋コンクリート造4階建て、面積6,032m²
定員2,074名(1階1,052席、2~4階1,022席、車椅子対応席11席)2 – 4階は同一フロアである。
日比谷公会堂へのアクセス
・東京メトロ日比谷線・千代田線 日比谷駅
・日比谷線・丸ノ内線・千代田線 霞ケ関駅
・都営三田線 内幸町駅
建物は、佐藤功一の設計になるもので、1929年に竣工した。現在も同建物(市政会館)内に公益財団法人後藤・安田記念東京都市研究所(旧 東京市政調査会)がある。ちなみに開場式で、新聞を破いた音が参加者全員に聞こえたという。関東大震災の教訓から、地盤は2000本を越す松材で固められている。
かつて、東京では事実上唯一のコンサートホールとしてプロフェッショナルのオーケストラの演奏会やリサイタルなども多く開かれたが、多くのコンサートホールが開設して、クラシックのコンサートはあまり開かれなくなった。
戦前から政治演説会や国民(人民)大会が数多く行なわれた場所でもある。自由民主党はこの日比谷公会堂で総裁公選を執行するための臨時党大会を何度も開いている。
1960年10月12日の浅沼稲次郎暗殺事件は、この日比谷公会堂における立会演説会での出来事である。
管理運営は、2006年(平成18年)4月1日より、日比谷野外音楽堂とともに、東京都の指定管理者である民間企業グループにより行われている。
2014年12月25日、日比谷公会堂を管理する東京都が、施設の老朽化及び耐震化を理由とした大規模改修工事を実施するため、2016年(平成28年)から改修工事終了まで施設の使用を休止すると発表した